画像診断ガイドライン

2021年度版

日本医学放射線学会より、5年ぶりに画像診断ガイドラインが大改訂されました。
本改定で初めてFFRCTによる心臓機能検査がClinical Questionとして掲載されました。

CQ7
労作性狭心症に対する冠動脈CTAで intermediate stenosisを認めた場合において FFRCTによる機能検査は推奨されるか?
推奨
労作性狭心症の精査で行った冠動脈CTAでintermediate stenosisを認めた場合、機能検査としてFFRCTを行うことを弱く推奨する。
推奨の強さ
エビデンスの強さ
合意率
2
強 (A)
80% (8/10)

1:行うことを強く推奨する

2:行うことを弱く推奨する

3:行わないことを弱く推奨する

4:行わないことを強く推奨する

A(強):効果の推定値に強く確信がある

B(中):効果の推定値に中程度の確信がある

C(弱):効果の推定値に対する確信は限定的である

D(とても弱い):効果の推定値がほとんど確信できない

References
日本医学放射線学会編集. 画像診断ガイドライン2021年版

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